歯がボロボロになってから
正しく歯磨きしようにも
その時には遅い
昨日、動画で以前受講した
セミナーの復習をしていました
何回も同じものを見るのですが
そのたびに新しい発見があって
面白いなと思います
今回のセミナーは
わんちゃんの健康についてだったのですが
その時に講師の先生が
「ポイント・オブ・ノーリターン」
と言っていました
簡単に言うと
「もう後戻りできない状態まで
いってしまったということ」
らしいです
その先生は獣医さんなのですが
このポイント・オブ・ノーリターンまで
いってしまった動物たちを
多く見てきたそうです
そこで思ったのが
「そうなる前にできることを
やってあげてほしい」
そういった想いがとても強いんです
ただ
大きな症状が出ていないので
「なんでそんな大きな症状が
出ていないところで
お金や時間を使わなきゃいけないの?」
と言われることが多く
歯がゆい思いも
たくさんされているんだろうなと思いました
病気になってから
治すことも大切ですが
それよりも
楽しい時間を目いっぱい過ごしてほしいという
飼い主さんへの温かい愛情なんだなと感じます
それは僕もすごく共感していて
病気になる前に
たくさんサインが出ているので
その小さなサインのうちに
アプローチしてあげることが
すごく重要だなと思うんです
そう思うのは
病院でたくさんのケースを
見てきたからかもしれません
病気だけでなく
しつけについても同じことが言えます
ちょうど昨日
個別でしつけ方教室をしたのですが
その内容が
「歯磨き」と「ブラッシング」でした
これも
ポイント・オブ・ノーリターン
の考え方です
歯磨きやブラッシングって
意外と難しいんですよ
しかも
歯磨きは命に直結する
分野でもあります
歯磨きができなくなって歯周病になり
どうにもならない状態になってから
歯磨きをするのはとても難しいです
歯茎もボロボロになっていて
痛みも伴いますし
その状態で
やれと言っても難しいんですよね
だから
そうなってからではもう遅いので
子犬のうちからやることが大切です
しかも
子犬の時期は成犬とは違って
いきなり歯ブラシを使うのではなく
まずは
口を触る練習
から始めます
信頼関係を作るというのが
最初のステップなんですね
この信頼関係を作るステップを
飛ばしてしまうと
歯磨き嫌いにまで
発展してしまうことがあります
歯磨き嫌いは
飼い主さんが作る
ただ、歯磨き好きも
飼い主さんが作る
嫌いになると
噛むし暴れるしで
歯磨きどころではなくなる
ポイント・オブ・ノーリターン
に達して後悔する前に
子犬の若いうちから
正しくケアを始めてくださいね
応援しています
子犬のほめる暮らしコンサルタント 藤本 仁 (ふじもと ひとし) |
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